風の谷のナウシカ
最後の方のシーンで、ナウシカがオームを助けて命を落としかけたときに、たくさんのオームの触覚が金色に輝いてナウシカを癒して、復活するシーンがありますが、その時にオババが、「黄金の野原に青い服を纏い降り立つもの」という風の谷の伝説を思い出して、その聖者をナウシカの中に見ます。
そのシーンは、私にとって特別なもので、それは自分の中でほとんど現実の物語となってます。
というのは、このシーンのイメージと物語は、私のパートナーであるスマイルさんの門徒集団マニック マスの伝説そのままであるからです。
マニックマス
彼らは、バリ島が今の形になる創設期に活躍して、最初は戦士として、バリ島をまとめてクルンクン王朝に王を据えて、その後マス村に移って、聖者とバリの宗教を広めていきました。そして彼らは人類が持っている叡智をヒーリングや宗教文化、儀式などに埋め込んで行きました。
それは、タロットカードが、エジプトの知恵をカードの形にして残しているのと同じようにです。
大切な3つの真言というのを使えるのは、マニックマスだけだとバリの人は信じてます。その真言を知っていても、他の方々には力はないそうです。
その一つ、彼らのヒーリーングはルカットといい、聖水と真言を使いますが、それは黄金の光の龍が癒します。
まるでナウシカのそのシーンのようですね。
宮崎駿監督も、この伝説はトルコの方からの伝説と書いてあった気がしますが、中東の方ですね。私は、そういう伝説が世界中のあらゆる場所にあると思ってます。
碧い石
青い族がおり、東から来た人たちと言われて、それは自然の叡智を人間の文明の中に具現化するという使命を負った族です。
古くは、エジプト文明の中にも出てきますし、日本にも薩摩隼人などと言われて天皇家と一緒に日本の創設に関わった人々として出てきます。
また、アバターという映画は、バリからインスピレーションを得て物語を作ったらしいです。あの映画を見たときに全くバリの見えない自然をよく描いているなと思いました。アバターのような青い族がバリでもその血を引き継いでいます。
(あのアバターの大きな木「生命の樹」については、バリにほんとに似たような物語があります。またその話を以降のブログでしたいと思います。)
今日は私のバリ暦での誕生日、オトンでした。お供えを作っていただいて、小さな儀式をして、それと今日、蒼い石をお店で買って自分にプレゼントしました。
ありがとう。
お供えと一緒に浄化されて、とってもきれいです。今はまだコロナ禍で動けませんが、これをつけてまた早く旅行したいなと思います。
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